銀の指輪
探しになど出掛けないで
たぶんすべてここにある
目を背けたいがために
行くのでしょうか何処までも
自らを示すように
浅瀬を渡る
誰かの描いた海岸線
新しい素振りでゆるり
行くのでしょうか線上の先
瞳の奥に星
上着を脱いだ折の風
笑顔に塗る赤
撫でる白
光る銀
旅をするなら今へと深く
未来へなど逃げないで
今ここで見つめるすべて
目を背けずにただ互い
重い荷を背負いて一歩
奥へと向かい色彩を知る
勇気の証に抱き合いましょう
輝くならば
自らの瞳の奥でと
歌うように光り伝えた
銀の指輪
- Reply to March in Honolulu,
from Kuramae
自由丁の読みもの
宛先は、わたし - 未来の自分へ送る手紙のように綴り贈る日々の言葉詩人・自由丁オーナー小山将平が、未来の自分へ送るように、日々の気配を綴る手紙のような、詩的な言葉たちを日本語と英語にてお届けする連載「宛先は、わたし」。ポストカードに綴られた詩が届く郵便箱みたいな場所になったら。
月刊自由丁便り月に一度、月末に配信している自由丁のニュースレター。自由丁・封灯店長の山本が、その月のおすすめの詩や、翌月のイベント情報、クスッと笑える自由丁での一コマなどを楽しくお知らせします。
詩考自由丁オーナー小山の日々の思いつき、思い至り。詩的なもの、理路整然としたもの、支離滅裂なもの。世界中の人々が青い鳥に呟いていた頃が懐かしい。
オーナー小山が日々書く詩やエッセイ『今朝の落書き』東京・蔵前にお店を構える、未来の手紙カルチャーブランド『自由丁』オーナー小山が書く詩やエッセイ。他愛もなく暖かい、何の役に立つわけではないかもしれないけれど、一息ついたりクスッと笑ったり、「なるほどなぁ」とか「なんでやねん」とか、自由に素直に自分の気持ちが芽生えるきっかけになってくれたらいいなと思って、書いてます。