宛先は、わたし Dear Future Me
詩人・自由丁オーナー小山将平が、未来の自分へ送るように、日々の気配を手紙に綴るように、詩的な言葉たちを日本語と英語にてお届けする連載「宛先は、わたし」。ポストカードに綴られた詩が届く郵便箱みたいな場所になったら。
SEA YOU
水面にうつる青空を見た
日がすこしずつ暮れていく
君はどうする
鳥が鳴き
飛んでいった
思い出になるべく
次の旅の終わりへ向けて
この旅の心地も発つ
抱擁し
手を振る
またね
背中を見つめる
受け取ったものが輝きを増す
さぁ いこうか
君に告げる
新しい日を迎えにゆく
この一篇について
- Q. 書いて、読んで思ったことは?
- Q. どんなときに書いた?
- Q. この詩を曲にするなら?