Odd Fellows Cafe & Bar オッドフェローズカフェアンドバー

あまりにも誰もいないもんだから思わず尋ねた。「Are you guys open?」「Yeah now we are kinda dead haha」あはは、洒落たスタイルで受付に佇む彼女が小洒落たフレーズをサラッというから思わず微笑む。

タイル調の店内、格好よく使い古されたテーブルと椅子。ヒゲが似合うバーテン、キッチンに見え隠れする大きなエプロンが似合う大柄のシェフたち。一人一人スタイルは違うけれどオリジナルで美しいフロアの人々。

ここで飲むコーヒーも食べるエッグベネディクトも、ワインもパスタももちろん好きだけれど、全部含めて漂う雰囲気が好きで、シアトルへ来ると必ず訪れ、そしてただ眺めては味わう。雰囲気。

「それ、なんてカメラ?」と店員さんに聞かれ、会話する。気軽に撮れる良いカメラを探してるんだって話。「撮ってみる?」「じゃああなたを撮るよ」「あはは」。次来るときにはどんなカメラにしたのか聞けたら良いな。

東京から来てるよって言ったら、ちょうど最近東京の話ばっかりしていたよって、あはは、そんな偶然あるんだってまた笑う。ここに来るとよく無邪気に誰かと笑っている気がする。昼下がり。オッドフェローズ。

Odd Fellows Cafe & Bar
1525 10th Ave, Seattle, WA 98122
https://www.instagram.com/oddfellowscafe/

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