See You In The Emerald City エメラルドシティにまたね

連載「エメラルドシティにまたね」- 旅する詩人 アメリカ西海岸シアトル

See You In The Emerald City エメラルドシティにまたね

朝、ピアノを弾く。
犬を愛でる。

緑を眺めて、
深呼吸をする。

ただそれだけのこと。
ただそれだけのことを、
毎日できたらと願う。

自分を確かめることを、
なるべく他者に委ねず、
独りの朝に頼れたならと思う。

エメラルド色に輝く町を、
車たちが走り抜ける。

遠くなっていく景色たちに、
またねと告げながら眺める窓。

全身全霊が言う、
行ってきます。

変化の前、
ほんの一瞬射し込んだ光みたいな、
普遍の抱擁。

出会いと別れも然ることながら、
笑みで溢れる再会を何度だって重ね、
生きていきたい。

- エメラルドシティにまたね
Released 06.04.2023
Rewrite 11.19.2024

 

旅行記連載、これにてシアトル編、終了〜!
気付けば全部で21本書いたみたい。
追いかけてくださった読者の皆様、
有り難うございました。

シアトルの後にロサンゼルス、サンノゼ、サンフランシスコ、そしてハワイ編は、自由丁WEBサイトには引き続き書いていこうと思ってます。

"読書は旅する幸福に似ている"

もう随分前、好きな本屋さんで出会った言葉。本当にそうだなぁと、書き手でありながらも一読者たる僕は改めて思ったのでした。

この連載を通じてひと欠片でも、旅する幸福を感じてもらえたならば本望です。

では、またね〜。

p.s.
今回掲載した「エメラルドシティにまたね」という詩は、2023年にシアトルへの旅から帰る際に書いたものをほんの一部リライトしたもの。

過去に書いた詩を読み直して、書き換えたいなここ、と思う自分が現れて、当時と今との心境の変化に気付き、勝手にニヤリ。詩って、書いたら終わりじゃないんだよな〜とやっぱり思う。

 

- See You In The Emerald City

Play piano in the morning.

Love the dog.

 

Look at the greenery,

take a deep breath.

 

That's all.

That's all I wish I could do every day.

 

To find out who I am,

relying on the mornings with myself, 

not leave it to others.

 

Cars go through the emerald town, 

to the scenery fading into the distance,

I look out the window, 

saying ‘see you later’ to the beauties.

 

Before the change,

like a fleeting glimpse of light,

embrace you gave me tells me eternity.

 

For encounters and farewells,

but also for reunions with smiles I know,

I keep going.

 

- See you in the Emerald City

Released 06.04.2023
Rewrite 11.19.2024

 

This is the end of my travelogue series on Seattle!
I realized that I had written a total of 21 articles.
Thank you to all the readers who have been following along.

"Reading is like the happiness of traveling"

These are words I came across at my favorite bookstore a long time ago. I thought again that it is really true, as a writer and a reader at the same time.

I hope this series of articles has given you a glimpse of the happiness of traveling.

p.s.
The poem "See you in the Emerald City" is a rewritten version of the one I wrote when I returned from my trip to Seattle in 2023.

Rereading the poem I wrote in the past, I found myself wishing I could rewrite it, and I smiled to myself as I realized the change in my state of mind between then and now. I realized that writing a poem is not the end of it.

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