OFF TO SEATTLE - 連載「エメラルドシティにまたね」出発日

連載「エメラルドシティにまたね」- 旅する詩人 アメリカ西海岸シアトル

OFF TO SEATTLE - 連載「エメラルドシティにまたね」出発日

慌てふためきながら家を出る。それでも美味いものは美味い。小学生の頃から通う近所のうどん百名店で昼食。そのまま成田空港へ車で運んでもらう。有り難い。忙しなさにやられた心に束の間、青空と管制塔がすべてを伝え視界から去っていく。



なぜか月見バーガーを食べながら出国ゲートへ。美味しいけど、なんで今食べてんだっけこれ。8時間だと思っていたフライトは実は9時間半で、正午に向こうに着くと思っていたら実は着くのは午後3時だと知る。



僕の席は両隣が居ないから3席使えますよとお姉さんに笑顔で言われる。3席使いそうってことでその席にしてくれたんですよねきっと。有難うと思いながら、重さを測って預けたはずのスーツケースを持ち去ろうとする私。一瞬前の記憶よどこへ。



空港はいいね。行かないでって言う代わりに大きく手を降る人、連れていきたいよって言う代わりに行ってきますと笑う人。健やかに潔く、出発する人々の美しさ。それを見守る出発ゲートの大きな電子版。抱擁がとても似合う。言葉じゃないね。

San Joseで乗り継ぎ、Seattleへ向かう。
行ってきます。

 

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自由丁の読みもの

宛先は、わたし - 未来の自分へ送る手紙のように綴り贈る日々の言葉詩人・自由丁オーナー小山将平が、未来の自分へ送るように、日々の気配を綴る手紙のような、詩的な言葉たちを日本語と英語にてお届けする連載「宛先は、わたし」。ポストカードに綴られた詩が届く郵便箱みたいな場所になったら。 最新: 旅先になりなさい / 2026.07.08 月刊自由丁便り月に一度、月末に配信している自由丁のニュースレター。自由丁・封灯店長の山本が、その月のおすすめの詩や、翌月のイベント情報、クスッと笑える自由丁での一コマなどを楽しくお知らせします。 最新: 愛おしき、わけのわからない話たち/月刊自由丁便り vol.66 / 2026.07.03 詩考自由丁オーナー小山の日々の思いつき、思い至り。詩的なもの、理路整然としたもの、支離滅裂なもの。世界中の人々が青い鳥に呟いていた頃が懐かしい。 最新: 05232025 / 2026.06.27 LETTERS VIA HAWAII - 写真と言葉の往復書簡ホノルル在住のフォトグラファー・Momokaから届く写真に、蔵前から詩人・小山が詩で返信を綴る往復書簡。景色と言葉が行き来する、ハワイと東京の、写真家と詩人からの暮らしの知らせ。 最新: 銀の指輪 / 2026.04.18 オーナー小山が日々書く詩やエッセイ『今朝の落書き』東京・蔵前にお店を構える、未来の手紙カルチャーブランド『自由丁』オーナー小山が書く詩やエッセイ。他愛もなく暖かい、何の役に立つわけではないかもしれないけれど、一息ついたりクスッと笑ったり、「なるほどなぁ」とか「なんでやねん」とか、自由に素直に自分の気持ちが芽生えるきっかけになってくれたらいいなと思って、書いてます。 最新: 2025-7-29 / 2025.07.29