新生活応援編 第二篇

今日の小さな革命家たち

革命という言葉がおよそ似合わない、けれども革命のようなことは、日々どこかしこで起きているのだよなと時々ふと、ちゃんと思う。

革命を、その前と後とで、決定的に何かが一変する事とするならば、日常においてそれは例えば自転車に乗れるようになることや、車の免許を手にした日のこと、家に食器洗い機が届いたときも、そうだと言ってしまっていいんじゃないか。

そう思うと、やはりほんとに、僕らの日々は色んな革命に見舞われながら、刻々と変化、進化していっているんだと思える。

新しい靴を履いた日の、
少し景色が違って思えるあの感覚も

ふとした拍子にイヤフォンから流れ出す、
思わず身体を揺らしたくなる名曲も

いつもの道を歩いていたら、
ふと思い付いた素晴らしいアイディアも

すべて、他愛もない毎日の中で起きてきた、小さくて、けれど確かに僕のあなたの次の一瞬を変えてくれた、革命だったのかもしれない。

少し物騒な響きも含んだ「革命」という言葉が、それでいてどうも庶民的で、身近にすら感じるのは、革命的なことが僕らの日々には実に沢山溢れているからなのかもしれない。

僕らが赤ちゃんだった頃、
初めて言葉を喋ったあの日も

はたまた、
わざわざ豆を買ってきて、挽いて、
淹れたコーヒーがとっても美味しくできた日も

確かに決定的に、もしくは少し、
僕のあなたの世界は明るく、鮮明になったんじゃないかな。

そういう大小様々な、革命的な出来事が積み重なっての、
出来上がった当たり前の今日。一日。

もしかしたら今日、あなたは革命家になるかもしれない。
これまでもきっと幾度となくそうだったように。

日々の革命家に、
小さな革命に、
何より、笑顔の増える革命に、幸あれ!

本日も落書きを読んで下さりありがとうございます。
たとえばコンビニで、とんでもなく美味しいアイスクリームを見つけでもしちゃったら、もうどうしようか。いや、どうもしないけど、心の中で「革命的や、、、!」と多分叫んで、一目散に友達に伝えるんだと思います。
その時僕は晴れて、アイスクリーム革命家と相成るわけであります。