夕日
疲れた身体を癒す
生まれ変わった心を諭す
呼吸する木々
鳴き合うスズメ
旅先で教わった曲が響き
日常を愛でる
失ったものを数えることなく
一つひとつに感謝を思う
その尊さをずっと抱いていたくて
ただ共に深く染まる
窓辺で私は風と呼吸し
一つまた居場所を確かめる
飛行機のゆく音が撫でる
夜の横顔を見つめている
光り始めた街灯たちの声
ゆるやかに踊ろう
景色が教えてくれるリズムに合わせて
この街に見守られながら
唯一の私が吹いていく
本日も読んでくださりありがとうございます。なんの必要もなく、なんの思惑もなく、ただ優しさと共に書かれたもの、作られたもの、生まれた笑顔、届...