母の日感謝編 第三篇

思いと言葉の優しい差分

思ったことと言ったこと
その差分にどうやら優しさが
時には愛しさが
憂いが未熟さが恋しさが
詰まっている

そんなことを教えてくれた
白く冷たい風のような手

どうやら言葉だけではわからない
心の内があなたにはあり
僕はきっとずっと言葉と共に探し回って
分からずじまいな少年のまま