母の日感謝編 第一篇

幸せの味と姿の夢の詩景

一緒に歩きながら
彼女はジンジャエールを
僕はコーラを飲み歩き
心地よい風が吹き抜けていきます

これが幸せってやつですねって
何処からともなく声がして

不意をつかれた僕は
相槌すら打てずにただ
コーラに助けを求める

幸せに味があるなら
この味だろうか

幸せに形があるなら
あなただろうか

そんな問答も
僕の中にあるだけならば
吹き抜ける風との似た者同士

夕暮れ時の
誰も知らない夢の中
飲んだコーラの味を思い出す
あなたの姿を思い出す

本日も落書きを読んで下さりありがとうございます。幸せですね、そうですねって交わす時間に至るとき、それを至福というのだろうか。