About
春先、シアトルからの音楽家たちを中心に封灯で開催した音番地。時間の流れと音楽と共に、あの日の空気をおすそ分け。
16:00
Venue Setup
通常営業していた普段のお店からコンサート会場へとみんなで支度。演者の皆さんとお喋りしたり、リハーサルの音色に耳を傾けながら。
18:00
Door Open
料理も並び、飲み物を取り、開演までのひと時を思い思いに過ごす。音番地の夜だけ見える、特別な封灯の景色。
19:00
Opening Act
19時開演。オープニングアクトはoono yuukiさん。登場し、歌い始めたのは「本」。2年前の封灯でも最初に演奏してくれた、封灯にとっても思い出深い一曲から、夜がはじまった。

本 - 『遠雷|よあけ』より
oono yuuki
oono yuuki
singer-songwriter
高知県出身。2008年頃より東京八丁堀のアートスペース七針を中心に演奏活動を始め、ソロでの弾き語りと 6人編成のインストバンドoono yuuki bandという2つの形態で現在までに5枚のアルバムを発表。 ソロでは2018年にシアトルのシンガーTomo Nakayamaらと共にアメリカ西海岸ツアーを行う。近年は演劇・映画の為の音楽や、音のインスタレーションなども制作し、2024年4月には9年ぶりのアルバム「遠雷|よあけ」を発売。
oono yuuki bandは、現在はoono yuuki(ギター、ピアノ)、⾼橋洋成(ドラム)、樺⼭太地(ギター)、⼤久保淳也(サックス)、佐々木雄大(フルート)、後等太一(ベース) の6⼈編成。 2023年に11年振りのアルバム「GREENISH BLUE, BLUISH GREEN」を発売し、 渋谷クラブクアトロにて2023年12月に折坂悠太をゲストに迎えたレコ発ライブを、2024年12月にneco眠るをゲストに迎えた活動15周年記念ライブを開催した。
2025年6月25日oono yuuki bandのニューアルバム『まわり道、風の三角』を発売し、eastern youth・浮をゲストに迎えたリリースツアーを開催。

19:30
Songs Melting into Us
oonoさんの声とギアーの響きが封灯に溶けていく。「悪魔」「モーターパーク」、そして「よあけ」へ向かう。

よあけ - 『遠雷|よあけ』より
oono yuuki
19:45
As a Japan Tour Final
ニューアルバム「Ocean」を携え、東京、名古屋、京都、高知をめぐったTomo Nakayamaがジャパンツアー最終公演としてオンステージ。時折oono yuuki、Debbie Millerも招き入れての演奏も。

Plovers - 『Ocean』より
Tomo Nakayama
Tomo Nakayama
singer-songwriter
日本生まれ、シアトル育ちのトモ・ナカヤマは20年以上にわたりインディーフォーク、シンセポップ、映画音楽を横断する活動を展開。Netflix『忍びの家』やサンダンス映画祭ノミネート作品 『タッチー・フィーリー』で楽曲が使用され、NPR、KEXP、ニューヨ ーク・タイムズでも高く評価されている。代表曲「Get To Know You」は世界で200万回以上のストリーミング再生を記録。また、Cornelius、Built To Spill、Buffalo Daughter、The Twilight Sad、oono yuuki、トクマルシューゴらと共演。さらにジェレミー・エニック (Sunny Day Real Estate)や実験的ダンス集団マラカルネなどともコラボレーションを重ねている。 シアトルのタウンホールでアーティスト・イン・レジデンスを務めたこともあり、彼のサウンドインスタレーションや作品はノースウェスト美術館、キングストリート駅、ルーク ミュージアムなどにも紹介されている。
2025年11月に日米同時リリースされた最新アルバム「オーシャン」を携え、2026年4月、東京・名古屋・京都を巡るTomo Nakayamaのジャパン・ツアーが開催。大盛況のうちに幕を閉じたシアトル、LAでのリリース公演に続き、Fleet Foxes のChristopher Icasiano、The Shins のYuuki Matthews、元 Band of Horses のChris Earlyを迎え、初のバンドセットでの来日公演は、大盛況のうちに幕を閉じた。

20:20
Melody to Nature Echoes
飛んでいった鳥、晴れ渡った青い空、曇り空の先の光。移ろいゆく自然から教わったかのようなメロディが下町の裏路地でやさしく響く。音楽から音楽へ、友から友へ、音色が踊る。

Darkest of Seasons - 『Fog on the Lens』より
Tomo Nakayama
20:30
Her First Performance in Japan
この日、三人目のオンステージ。Debbie Millerの記念すべき初来日公演が、はじまる。ピアノで、ギターで、Tomo Nakayamaと、oono yuukiと、音を楽しむように演奏がつづく。
Debbie Miller
singer-songwriter
“Debbie Miller is a Seattle treasure”
- DJ Kevin Sur, KEXP"
“Debbie is a local talent you need to hear.”
- Sonic Boom Records
アメリカ・シアトルを拠点に活動するシンガーソングライター。
「コントラストが素晴らしい音楽 (masterclass in contrast)」としばしば表現される彼女の楽曲は、心がほどけるようなユーモアと、奥深い感情をそっとすくいあげる繊細さが重なり合い、静かに心に響きます。
聞く人を笑顔にすることもあれば、涙を誘うこともある彼女の音楽は、それらが一曲の中に同時に存在することも。
ニューヨークでクラシックピアノを学び、演劇やアカペラを経て、20代半ばからソングライティングを始めました。
現在は、2026年後半にリリース予定の2作目となるフルアルバム『Birder』の制作に取り組んでいます。


Grand Canyon
Debbie Miller

Help Me Stand
Debbie Miller
21:30
Encore for the Night
満席のお客さんからの温かい拍手でアンコール。笑顔でステージに戻り、名曲「If I Needed You」を三人で。三つの声と三つのギターがこのひと時を名残惜しむように音を楽しむ。


If I Needed You
Tomo Nakayama

21:30 -
Afterglow Letter to Myself
終演後には、余韻に浸りながら、今夜の自分が思ったこと、感じたことをポストカードにしたため、思い出と共に一年後の自分へ送る。封灯ならではのひと時を過ごし、音番地から日常への帰路に着く。

Coda|あとがき
新しい音楽は、はじめましてって顔して響く。人との出会いみたいだと思う。
よく知る音楽は、「やぁ久しぶり、元気だった?」って尋ねてくるみたいに届く。よく知る懐かしい友のようだと思う。
あの夜の音楽たちは、「よく今日までお互いたどり着いたね、おつかれさま」ってやさしく語りかけてくれているみたいに僕の中に響いた。
願わくば訪れた人にとっても、あの夜あの場所で響いた音楽たちが、その中の一曲でも、時を重ねた先で親しい友人のような存在になってくれたらいいなと思う。
音楽と出会い、何かを思い、考え、過ごす。
友とのひと時を通じて自分自身のことをよりよく知っていくように、音楽と過ごすひと時を通じて今の自分の素直な気持ちを味わう。自分と向き合う。
ちょっと照れながら人前に立ち、素敵に歌う音楽家たちと共に、奏でられる素直な音楽たちと共に、これからも変わらず音番地がそういう場所であれたら嬉しい。
そしていつか、新しい友と、旧知の友と、また互いにたどり着き、笑い合えたらとても嬉しい。
2026.04.25
小山将平

I play music with my old friends
『Roscoe (What A Gift)』by Tomo Nakayama
What a gift to be born
What a gift to be alive

Roscoe (What A Gift)
Tomo Nakayama
Credit
Photo: Yoshihiro Miyagawa
Music, Covers and Info: oono yuuki, Tomo Nakayama, Debbie Miller
Event Operation: Yuki Yamamoto, Chiemi Takano, Mayuka Goto, Mitsuho Nomura, Shino Yamada, Kimika Kubo, Haruna Ikeda, Haruka Watanabe
Food: Kuboyan
Drink: KAKUUCHI CAFE FUTABA
Special Thanks: Lemon House Inc., Motoaki Takahashi, Shiro Takahashi, Kaoru Takahashi and People who came into the show
Organize, Design and Text: Shohei Koyama
Supported by Team JIYUCHO, and by you, who keep believing in the way we make dreams come true.