今朝の落書き

いつか広がる

弱音も吐けない
弱すぎる自分

抱え込む強さもなくて
眠りながら零れ落ちていく心たち

吐き出すには重すぎて
積み上げるにも高すぎて
すぐに胸から喉を超えて漏れる溜息

言葉にするにはとても勇気がいるから
きっと弱音も愚痴も言葉になるなら
それはほんとは凄いこと

積もり積もった悩みの森を
木々の間を歩いていく

深い深い森を抜け出すために
滞りなく流れる川を探して
降りていく水たちを追いかける

幾度となく日は沈み
月の光に照らされて
見つめるのは暗い森の中
いつか広がる高原の空

灯りのない
真っ暗で鮮やかな世界の中を
どこまでも歩いていく

本日も落書きを読んで下さりありがとうございます。明日は暖かいみたいですよ。いつもよりのんびり町を歩いてみようかな。