誕生日や記念日など、節目の日を迎えるあなたへ
未来と今
未来は
今を定義するからあるもので
今を起点としなければ
未来も過去もなく
ただ今が積み重なっていくだけなのかもしれない
今ここで立ち止まり
足元を見つめ
空を見上げ
地平線の遥か彼方を望むことを未来といい
振り返り
辿り来た道のりに思いを馳せて眺めることを過去という
ならば今ここで立ち止まり
静かに呼吸し
例えば大の字で寝転がり
空を眺め友と語らい
自分と過ごす時間を持つことこそが
未来を望むにつけて
とても大切なことなのではないか
未来のために今を犠牲にするのでもなく
未来のために今を大切に味わうことだ
そんなことを
誰も教えてくれなかったが
どうやらそういうことなんじゃないか
なんだ
そういうことだったんじゃないか
ねぇどうだろうか
本日も落書きを読んでくださりありがとうございます。この間、未来の自分へ手紙を書いたとき、気づけばびっしり、今の自分についてのことを書いてしまって、未来のことを書く前に手紙を書き終えてしまったんです。そのとき、どうやら未来を見つめることは、今を見つめることでもあるのかもしれないなぁと、思ったんです。
- 2021年04月10日の「今朝の落書き」より
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■こちらのエッセイは、未来へ送れる手紙「TOMOSHIBI LETTER」の「少し立ち止まって、自分の気持ちを整えたい時」のシーンを選んで頂いた方のレターセットに含まれる一篇です。
他のシーンに含まれるエッセイも読んでみたい方は、以下からどうぞ。
-少し立ち止まって、気持ちを整えたい時
…「真っ直ぐに惹かれます」
- 夢に向かって、進んでいる時
…「新しい世界を生むのは」
- やりたいことを、探している時
…「証明」
- 心動いた、忘れたくないことがあった時
…「ここに在る景色」
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