今朝の落書き

オーナー小山が日々書く詩やエッセイ
考え事、悩み事の言葉たち

書いてほしいと言われたら

書いてほしいと言われたら、きっと僕はあなたのことも書けると思う。

ただ、納得いくものがすぐに書けるかどうかはわからない。というか恐らくそれには時間がかかるだろう。

書くとは僕にとっては考えることの時もあれば、画家がキャンバスに絵を描くように、何かを描きたくて書く事もある。

あなたのことを書くとするなら、僕は一体どちらの書き方をしたらいいのか、今はわからない。

あなたの眼を見て話して、少なくない時間を共に過ごせたならば、そりゃあもちろんわかるのだろうけれど。

あぁ、そしてやはり冒頭の一文は少し誤っていたかもしれない。

正直に言うと、頼まれればいつだって誰のことだって書けるわけではきっとなくて、やはり僕がその人のことを書きたいと思えて初めて、言葉たちは踊り始め、歌い始めるのだと思う。

人の美しさを書くことはできるけれど、人を美しく書くことはおそらく僕にはできないだろうから。

本日も落書きを読んで下さりありがとうございます。言葉にするのって、難しいなぁ。

オンラインストアの商品たち

一年後の自分へ送れる手紙、ひと月を振り返り一冊にまとめていく定期便、毎月発行のエッセイ集など。自分と向き合い過ごす時間を彩る商品たち。ご自宅でお楽しみ頂けます。気軽に試しに、ぜひ。