言葉で伝える機会というのは、生きていれば毎日必ずと言っていいほどにそこかしこにある。
言葉を扱うとき、当然のように僕らは伝えたいことを伝えるために言葉を考え、使うという前提に立っている。
けれどワードデザイン、「何かを言葉でデザインする」という行為は、伝えたいことを伝えるための言葉ではなく、そこに在るものそのものを言葉で表す行為であり、それを読みどう受け取るかについては人それぞれの多様な受け取り方を許容する態度を併せ持つ。
ワードデザインとは、
事象を言葉でデザインをするということ。
もしくは、ある物事にまつわる言葉たちをデザインするということだ。
少なくとも僕はそう思ってこの言葉を最近使っている。
そして僕がワードデザインという言葉を使う理由もそこにある。
プロダクトにせよWEBサイ...