「話す」といっても色々ある。
会話するのが上手な人と、人前で話すのが上手な人では、大分やっていることが違うと思う。
人の話を聴くのが上手い人と、人前で座談会を回すのが上手い人とでも、やはり大分違うことが上手いのだと思う。
そしてこれは先天的なものでも、一朝一夕で身につくものでもなく、磨かれていくにはそれ相応の時間や経験が必要だとも思う。
故に、会話が上手くなることも然ることながら、人前で話すことや、独りで何かについて論じることといった、日常生活で望まなければ経験することもそんなに無いであろう「話す」ことは総じて上手くなるのが難しい。まぁみんなそりゃあそうでしょう、という具合だからこそ、司会者なりファシリテーターなり、インタビュアーなりの腕の見せ所だったりするものがあるのだ。
会話はよく、キャッチボールという。<...