今朝の落書き

オーナー小山が日々書く詩やエッセイ
考え事、悩み事の言葉たち

永遠のまたねとして

みんな真顔で警戒し合っていますから
お互い様です満員電車が走る中央線

耳を塞いで目線を落として
掌はつり革を持ち
誰のことも知らない素振りで過ごします

せめて
その中でもせめて
好きな音楽を聴いて
見知らぬ誰かと目が合ったなら
少しの余裕と心意気にて
口元だけでもニコッとします
そんな私でありたいのです

みんな懸命に
この濁流みたいな世界を泳いでいます
その一瞬だけ共に
乗り込んだ船みたいなものだと思うのです
透き通っていく夜中の電車

どうやら殆ど一度きりしか
乗り合わせない人もいて
何度乗り合わせたところで
知り合うことのない人もいて
だからせめて
永遠のまたねを込めて
優しくありたい私です

本日も落書きを読んで下さりありがとうございます。これはそもそも、微笑みが似合うナイスな人でいなけりゃ、成立しない話だからこそ、凛と生きていきたいものです日々。

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