少し立ち止まって、気持ちを整えたいあなたへ
真っ直ぐに惹かれます
朝焼けを見た。
どうしてか、生きていると気付けばすぐに「次」のことばかりに思いを馳せてしまう。
今、まさに今、僕らは生きているにも関わらず、その今、まさに今に立ち尽くし、綺麗な朝焼けをただ「綺麗だ」とかボヤきながら過ごすことが、どうしてこんなに難しいんだろうか。
どんな時にせよ、どんな場合にせよ、 美しい朝焼けも、夕暮れも、月も星も雨の音も、真夜中の静かな時間も、そこにある。
その一つ一つを、何百回、何千回、何万回と視界に映して、過ごしてここまでやってきたはずなのになぁ。
「ちょっと待って」と言って、
「綺麗だ」と思って、
ただそこで心行くまで空を眺める。
ただ、何を気にするでもなく、 感じ、思い、時には伝えることのできる、 素直な自分。
常になんてとても難しくて、僕には到底できないけれど、少しでも多くの時間を、なるべく正直に、素直に過ごしたい。
本日も読んでくださりありがとうございます。
仕事にせよ恋にせよ、駆け引きとか交渉とかよりも遥かに、真っ直ぐな姿と心に、惹かれます。
- 2020年09月06日「今朝の落書き」より
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■こちらのエッセイは、未来へ送れる手紙「TOMOSHIBI LETTER」の「少し立ち止まって、自分の気持ちを整えたい時」のシーンを選んで頂いた方のレターセットに含まれる一篇です。
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…「未来と今」
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