詩人・自由丁オーナー小山将平が、未来の自分へ送るように、日々の気配を手紙に綴るように、詩的な言葉たちを日本語と英語にてお届けする連載「宛先は、わたし」。ポストカードに綴られた詩が届く郵便箱みたいな場所になったら。

以前の連載「今朝の落書き」は
こちらからお読み頂けます→

朝の旅

朝の旅

声がして

声が消えて

朝焼けになった

旅を続けるように帰っていく



この一篇について

Q. 書いて、読んで思ったことは?

帰ることは向かうことで、旅の途中だということ。

Q. どんなときに書いた?

ある日の朝焼けを思い出した時に。

Q. この詩を曲にするなら?

メロウなテンポのアコースティックサウンドで、伸びやかな歌声と共に