今朝の落書き

オーナー小山が日々書く詩やエッセイ
考え事、悩み事の言葉たち

陽炎とアイスクリームの詩

Tシャツを買った。
心が少し浮足立つ。

楽しみな時の心持ち。
新しい服を買うたびに、明日という名の絵を塗る色が一つ増える。自分にとって、服とは絵の具だったみたいだ。

アイスクリームを食べながら、夏の歌が聴きたくなる。全部を夏のせいにして、気持ちいい夜風の中をどこまでも君とドライブ。海を眺めていたくなる。真夏の夜のシンドローム。

若者たちが集ういつかのライブ会場。買ったタオルで汗を拭く今日。イヤフォンから流れ出す曲、髪を流れて風になる。帰り道、車窓から見えた花火の音色。夏のすべて。今日もまた、あの日と同じ空を見上げてる。

路地裏の猫のその向こう。ゆらゆらと揺れる風景。その最果ての日差しに佇む夏を見つめる。
私という絵を、夏が見つめている。

本日も落書きを読んで下さりありがとうございます。好きな歌にちょっかいを出しながら夏の美しさを書きたくて、溢れ出る言葉たちにあたふたしながら必死になって掬い上げていったら生まれた文章。帰り道に、アイスクリームを食べたくなってくれたら、幸いです。僕は食べます。アイスクリーム。

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