今朝の落書き

オーナー小山が日々書く詩やエッセイ
考え事、悩み事の言葉たち

迷惑を優しく包み込むために

駅にゴミ箱が少なくなって困ることが多くなったのは僕だけだろうか。

結構な時間、「ゴミ箱どこかな〜」と思いながら歩いてみるものの、全く見つからず、結局家まで帰ってようやく捨てる、みたいなことが多くなった気がする。

それはそれで、間違いではないのだと思うけれど、やっぱりどうにも、ずっとゴミ箱のことが頭の片隅にあるというのは少し嫌だなぁと感じてしまう。

そこで今日ふと、「そうだ、聞いてみよう」と思い立ち、駅員さんに改札で、「ゴミ箱ってどこにありますか?」と尋ねてみた。

すると「あ、無いんです。けどここで貰っちゃいますよ」と優しい声で答えてくれた。

思わず「え?!いいんですか」と言う私。

優しい人が居るもんなのだなと、思い出したような心地になりながら、親切にお世話になりました。

僕もなるだけ、ああいう風で在りたいものだと、思ったのでした。

本日も落書きを読んで下さりありがとうございます。人に何かを尋ねること、迷惑をかけてしまうことって、そりゃ生きてりゃ意図せず沢山あったりするもんです。けれど、ちゃんとその都度感謝すること、自分も人に親切であることを忘れないためにも、誰かに何かを尋ねられたり、助けを求められたりすることってもしかして、本当はとても大事なことなのかもしれない。なんて思った駅での話でした。

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