言葉の銀河
無限に広がる音のない場所で
それぞれに光る点と点をつないでいく
一等星と二等星
或いは六等星とそれにも満たない星屑
そういうものたちを頭の中
空想上の線で結んでいく
文章とは星座
言葉とは光
美しく思えるもの
醜さを感じるもの
いずれにせよ言葉はただ光っている
意味など知らず
力など持たず
ただ孤独に燃えている
私たちは指先でそこにはない線をなぞる
それが伝えるということだと
誰に教わったかも忘れたふりして
見えるかい
と放つ代わりに光を繋ぎ
オリオンは微笑み
獅子が舞い
射手は天の川を泳ぎ
アンドロメダは涙を流す
私たちの眺め合う天体でのみ
受け継がれていく星々の物語
ある人は小説を
あの人は短歌を
友は歌詞を
私は詩を
星をなぞり星座とするその指先で
言葉を連ね文とする
その傲慢さと繊細さに折り合いをつけ
表現と芸術の谷間に落ちていきながら
それでも身軽に
今夜も私は言葉を並べる
吐息を夜空に放るように
たったひとりに伝えるように
銀河を歩く
本日も読んでくださり有り難うございます。私たちの有無に関わらず光り続ける、この先も数億年をゆくだろう北極星。言葉にとってのそれはなんだろうかと考える。なんなんでしょうね。あなたにとってのそれはなんだろうかと尋ねたくなる。
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