【おすすめの今朝の落書きをご紹介】歩み続けるあなたへ

こんにちは!自由丁スタッフの髙野です。
1月も気付けば半分が過ぎましたね。
そのことに気付いて「この前2023年になったばかりだと思ってたのに〜」と少し焦っていたところ、
友人から「(一年を24時間とすると)今は夜中の1時だね」と言われて、
なんだまだ全然経ってないじゃんと、妙に安心した先日でした(笑)
皆さまはいかがお過ごしでしょうか?

さて、今回は先週書かれた「自由丁今朝の落書き」から選んだ、おすすめの一篇をご紹介します!

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Hopefully

曇り空
雨雲が過ぎていった待ち合わせ
あなたは独り
掌で握り締める自分

歩いてきた
その自信で狂うこともあり
その事実を忘れてしまうこともあり
通り過ぎていった雨雲も
突然現れるはずもなく
過去があり未来があるからこその
今しがた世界に降り注いでいったのです

祈って翌日
奇跡がただ起きたとして
それだけで変わっていくような
変わってしまうような人生は
望んでいません

生まれてやがて
流れ着いた今なのだと誇れるような
遠く遠くから
辿り着いた今なのだと語れるような
そうしてようやく明日光射す
そんな生を願っています

出会い笑い合った人
垣間見た光景
独り歩いた夜更け
降り注いだ雨粒たち
握り締めて汗ばんだ掌

その全てに純粋なる合掌を
祈るように信じるように
できる明日を願っています

そんな今日を望んでいます

本日も落書きを読んで下さりありがとうございます。生きていくうちに自ずと上手くなっていくことが誰しもにあるとして、その果てに一体どんな傑作を作りたいのか。そんな問いを尋ねて更けてく夜の喜び。

2023年1月15日の「自由丁今朝の落書き」より

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自由丁スタッフからのコメント

おすすめの一篇、いかがでしたか?
自分の人生において、何かを祈るとしたら、願うとしたら、どんなことだろうと、読み終わってからぼんやり考えました。

結果、こんな人生がいい!っていう明確な答えは出なかったのですが、
何か劇的な出来事が起こって人生変わっちゃった!みたいな奇跡を望んでいるわけではないことには気付きまして。

祈ることで願うことで、いずれ起こる奇跡があるんだとしたら、
どこかから偶然降ってきて、劇的に人生変わっちゃったみたいな奇跡よりも、
自分で積み重ねてきたこれまでがあったからこそ起きたんだと思える奇跡であってほしいな。

と思った後に、でもそれはもはや奇跡じゃなくて必然なのでは…?
というか、そもそも奇跡みたいだと思っていたことだって、実は起こるべくして起こっていたりするのかも。
そんなことを思ったり考えたりした一篇でした。

皆さんはどんなことを思いましたか?
ぜひお気軽に感想やコメントを、各種SNSで教えてくださいね^^

自由丁今朝の落書きについて

自由丁今朝の落書きは、自由丁オーナーであり、詩人・エッセイストの小山将平が毎日書く言葉たちです。
ご紹介する作品は、あなたの気持ちにそっと寄り添ってくれるような詩だったり、思わず一緒に唸ってしまうような日頃の考え事を綴ったエッセイだったり。内容は様々ですが、何気ない日々の他愛ない時間を愛でるような、ほっと一息つけるような文章が多いです。
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