今朝の落書き

オーナー小山が日々書く詩やエッセイ
考え事、悩み事の言葉たち

待ち合わせのような

自由丁の臨時休業が延びています。
今週末もお休みとなりました。
予約をして頂いていた方々、
本当にすいません。

昨日かな、僕の向かいに座っていた店長のゆうきさんがふいに「あーーーーお店やりたいーーー」みたいな悲鳴を上げて長椅子に倒れ込んでいっておりました。

予約頂いていた方々に、臨時休業になってしまったことをご連絡を差し上げて、何人かの方々から有り難いことに、温かく、優しく、そして何より楽しみにしていた気分が伝わってくる文面のお返事を頂きました。

申し訳無さは重々承知の上で書き残しておこうと思いこれを書いている僕ですが、
倒れ込んでいった店長の姿と、
頂いた温かい言葉たちとを見た僕は、なんだか感動せずにはいられませんでした。そして何より、そうだよなぁ、予約って待ち合わせ、なんだよなぁと思ったんです。

当然のことですけれど、
どちらかがその場にその時間に訪れなければ成り立たない約束のことを、待ち合わせといい、それがお店との約束ならば予約という。

ただ、お店の予約というと、思うと、やっぱりどこかシステマチックで、お店側はその日来る色んな人たちを色んな人たちとして待っていて、お客さん側も、そのうちの一人として訪れるみたいな気持ちを少なからず持って向かうものだと思うんです。

けれどきっとうちの店長にとって、僕やスタッフ含め自由丁の一人ひとりにとっては、予約というのは、お客さん一人ひとりとの待ち合わせに近い気持ちなんだよなと改めて思った次第です。

そしてお客さん側からしても、嬉しいことに、本当に有り難いことに、自由丁との待ち合わせを楽しみにしてくださっている方々がいる。

ただ、僕らはあなたのことを殆ど知らないことが多いから、だからこそ、なるべく失礼のないように、私達らしく、自由丁での待ち合わせの時刻に改めて、なるべく無理なく万全で、行けたらいいなと思っています。

本日も落書きを読んで下さり有り難うございます。これからも、楽しみな待ち合わせで人生を満たしていけるように、願わくばその楽しみのうちの幾つかに、自分や自分の関わる物事がなれるように。そうやって生きていきたいと、改めて思う今日この頃。

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