今朝の落書き

オーナー小山が日々書く詩やエッセイ
考え事、悩み事の言葉たち

二〇二五、年始

朝焼けを頂いて、鳥と共に私の身体は少し温かくなりました。

少し眠り、昼前にお雑煮を食べました。眠気を引きずりながらもその後、家族で初詣に行きました。お賽銭をし、二礼二拍手一礼。手を合わせるとやってくる静けさが割と好きです。

真夜中、寒さで目覚め、自分の寝床に思わず触れると、その冷たさに驚きました。これはまずいと慌てて暖房をつけ、カーテンを閉め、厚着をして、靴下まで履き布団の中に潜り込みました。段々と、自分の体温が上がってきて、安堵と共にすぐにまた眠りに落ちていきました。

平和の対を考えながら、果たしてそれはこの静かな部屋の事だろうかと悩みます。怠惰の対を考えながら、果たしてそれは毎晩遅くまで働いたこの身のことだろうかと悩みます。違うよと言わんばかりに闇夜の向こうで鳴り響く音。朝方までついている誰かの窓辺。その部屋の明かりが夢で光り、起き上がる。朝です。

鳥が鳴いて、私をまた一つ新しくして、去っていきました。

本日も読んで下さり有り難うございます。あけましておめでとうございます。三賀日に実は体調を崩してしまい、寝正月としました。静かに過ぎる時の中で、色んなことをぼんやりと思い、考え、本を読み、音楽を聴き、詩を書いては消してを繰り返しました。久々に外に出たら空気が澄んでいて嬉しくなりました。あんな風に凛とした年にしたいものだと深く、思いました。今年もどうぞよろしくお願い致します。

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