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自由丁オーナーが書く詩やエッセイ
2022年11月2日の「今朝の落書き」
優しい歌を聴いて眠る微睡みの中をどんぶらこ声が聞こえる方へゆく目覚めたらまたたくさん遊ぼうねって明日が微笑む眩しいほどの光ではなく遠くからほのかに香る優しい日差しで目覚めたならばもう少しくらいはこの心も身体も軽やかに踊るだろうか少し早めに明日との待ち合わせに向かえるだろうか道すがらで一輪の花でも買ってゆけるだろうか本日も落書きを読んで下さりありがとうございます。寝落ちしてしまった夜から朝にかけてを思い出しましての。
学生の頃から詩を書き始める。谷川俊太郎「二十億光年の孤独」を読み、物理法則が美しい言葉で描かれていたことに感銘を受ける。世界を放浪しながら詩を書き、27歳のときに起業。2018年5月、未来の自分へ手紙が送れるWEBサービス「TOMOSHIBI POST」をリリース。2019年8月には自由丁を東京蔵前にオープン。連載「今朝の落書き」を開始、毎日一篇更新。詩の展示「言葉と出会う展」を都内各所で開催。2023年12月、二号店である詩的喫茶「封灯」をオープン。連載が4年を超え、作品数が1500篇を超える。2024年8月、詩集「僕とあなたでようやく世界」出版。東京理科大学理学部物理学科卒。在学中に一年間、米国ワシントン州シアトルへ留学。