無知とまでは言わないが、知らないことばかりだとつくづく思う。故に人に教わることがとても多く、知れば知るほど、知らないことばかりだとさらに思えて大したことを僕は語れる気がなくなっていったりもたまにする。
けれどもそれと比べ物にならないくらいに、新しいことを知るのは楽しいと思えることがとても多い。いや、知るのが楽しいというよりは、そこから新しいことを考えるのが楽しいのかもしれない。だから単純な知識を知るよりも、どちらかというと知恵や思考の方が僕にとってはより面白い。知識は誰の口から聞いても変わらない情報だけれど、知恵や思考はその人ならではだし、何よりそこから新たに僕も新しいことを考え始めやすくて楽しい。
どうして、いつから、そう思うようになったのかはわからないけれど、昔からそうだったと振り返っても思うくらいには、新しい物事を見聞きして考えるのを好む...