Cafe Javasti カフェジャバスティ

連載「エメラルドシティにまたね」- 旅する詩人 アメリカ西海岸シアトル

Cafe Javasti カフェジャバスティ

小雨になり始めた頃、笑顔の人が車に乗って現れて、そうだ僕はつい先日久方ぶりに、ここへ太平洋を渡ってきたんだったと思い出す。白く染まった森を抜け、シアトルの街を横目に丘の先。旅人の目に映る日常の美しさが詰まった場所へ訪れる。

静かな街並みに作られた扉を開ける。温かい雰囲気と声が緩やかに響く店内。コーヒーの香り。できたてのクレープを運ぶ足音。年月が輝かせる道具たち。白い壁に並んだアートが伝えるシアトルの情景。大きな窓辺の席に座る。

朝の空気が似合うのはなぜだろう。すべてが優しく感じるのはなぜだろう。優しい心地を望んで集った人々の年月が故、人柄が故の自然だろうか。温かいラテを楽しむ。クレープを頬張る。雨が上がる。The Beauty of Everyday Life、カフェジャバスティ。

Cafe Javasti
8410 5th Ave NE, Seattle, WA 98115
https://www.instagram.com/cafejavastimapleleaf/

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自由丁の読みもの

宛先は、わたし - 未来の自分へ送る手紙のように綴り贈る日々の言葉詩人・自由丁オーナー小山将平が、未来の自分へ送るように、日々の気配を綴る手紙のような、詩的な言葉たちを日本語と英語にてお届けする連載「宛先は、わたし」。ポストカードに綴られた詩が届く郵便箱みたいな場所になったら。 最新: 旅先になりなさい / 2026.07.08 月刊自由丁便り月に一度、月末に配信している自由丁のニュースレター。自由丁・封灯店長の山本が、その月のおすすめの詩や、翌月のイベント情報、クスッと笑える自由丁での一コマなどを楽しくお知らせします。 最新: 愛おしき、わけのわからない話たち/月刊自由丁便り vol.66 / 2026.07.03 詩考自由丁オーナー小山の日々の思いつき、思い至り。詩的なもの、理路整然としたもの、支離滅裂なもの。世界中の人々が青い鳥に呟いていた頃が懐かしい。 最新: 05232025 / 2026.06.27 LETTERS VIA HAWAII - 写真と言葉の往復書簡ホノルル在住のフォトグラファー・Momokaから届く写真に、蔵前から詩人・小山が詩で返信を綴る往復書簡。景色と言葉が行き来する、ハワイと東京の、写真家と詩人からの暮らしの知らせ。 最新: 銀の指輪 / 2026.04.18 オーナー小山が日々書く詩やエッセイ『今朝の落書き』東京・蔵前にお店を構える、未来の手紙カルチャーブランド『自由丁』オーナー小山が書く詩やエッセイ。他愛もなく暖かい、何の役に立つわけではないかもしれないけれど、一息ついたりクスッと笑ったり、「なるほどなぁ」とか「なんでやねん」とか、自由に素直に自分の気持ちが芽生えるきっかけになってくれたらいいなと思って、書いてます。 最新: 2025-7-29 / 2025.07.29