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自由丁オーナーが書く詩やエッセイ
2023年10月21日の「今朝の落書き」
僕らは弾く彼らは吸い込む
僕らは交わる彼らは混ざる
僕らは離れる彼らは一つになっていく
僕らは短く彼らは終わりすらなく始まりだけが遥か遠くに共にあった
早朝の冷たさを浴び坂を登り山々の中へと歩いていった朝日が僕に合わせるように昇っていき影が坂を登っていった
僕らは眺める彼らは巡る時は流れる僕は眠気に襲われる
彼らは微笑むように優しく揺れて僕はまぶたを擦り彼らとしばし見つめ合った
本日も落書きを読んで下さりありがとうございます。自然を浴びて。
学生の頃から詩を書き始める。世界を放浪しながら詩を書き、27歳のときに起業。2018年5月、未来の自分へ手紙が送れるWEBサービス「TOMOSHIBI POST」をリリース。2019年8月には自由丁を東京蔵前にオープン。連載「今朝の落書き」を開始、毎日一篇更新。詩の展示「言葉と出会う展」を都内各所で開催。2023年12月、二号店である詩的喫茶「封灯」をオープン。連載が4年を超え、作品数が1500篇を超える。2024年8月、詩集「僕とあなたでようやく世界」出版。東京理科大学理学部物理学科卒。在学中に一年間、米国ワシントン州シアトルへ留学。