今朝の落書き

年の瀬です。とか言いながら私自身は新しいお店をオープンさせてしまったが故か、今年を懐かしむよりも遥かに、新しいことをどんどんやっていく最中にあります。故になんだか、「終わっていくな〜」みたいな哀愁が今年は一向に私を包みません。

そうは言っても街は、人は、ゆっくりと、或いはあっという間に暮れていく日々を過ごしているのでしょう。

「今年も終わっちゃうよ」と切なくも愛らしい声が度々聞こえ、幸福にも既に来年にもいくつかの嬉しい予定があることを思う私は、どうしてか年の終わりゆく切なさと共に、次なる年の始まる楽しみさが佇む胸中です。

あと少し残る今年という日々を、惜しむように楽しむように、やり残したこと、言い残したことを悔やむことが大晦日や元旦に無いように、心の限り、過ごしたいのものです。

皆さんはいかがお過ごしでしょうか。
今年もここにて、読んで下さりありがとうございました。あと数日も、大晦日も元旦も、きっと私は書いていることでしょう。

リビングで、部屋で、電車の中で行く年来る年を思いながら、よければまた、読みに来て頂けたら、嬉しいです。

数えていくことに無断着なまま、今日この時に生まれる一つへの喜びを、これからも、なるべくいつまでも、覚えていたい。そんな心持ちで、明日も、明後日も、そして来年も、過ごしていきたいなと思っています。

そんな昨今の道すがらにて、或いは自由丁にて、封灯にて、お会いできたなら幸いです。